ロッテをCSに導いた藤原「フルスイング」貫く心身の強靭さ

公開日: 更新日:

「振りすぎ」の声に耳を貸さず

「いくら何でも強く振り過ぎではないか。高卒ルーキーが毎試合、あれだけフルスイングを続けていたら、体力的にももたない。何より正確性に欠ける」

 チーム内からはこんな声が上がったが、本人は耳を貸さなかった。あくまでフルスイングにこだわり続けた。

 2年目の今季、10月上旬にコロナ禍で主力が大量に離脱したタイミングで昇格すると、2度の先頭打者本塁打を放つなど正中堅手に定着した。

 さて、14日からは首位ソフトバンクとのCSが始まる。試合後の井口監督は土壇場で3連勝、逆転でCS進出を決めたことに関して、「10月は厳しい戦いが続いたし、みな、苦しかったと思う。これで、ひと回りもふた回りも大きくなったんじゃないか」と話した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑