著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

植田直通の努力 ベルギーで守りもうまくなった実感がある

公開日: 更新日:

植田直通(セルクル・ブルージュ・DF・26歳)

「自分の得意なヘディングでチームを助けたい思いが強かった」。そう語気を強めたのは、10月のコートジボワール戦で決勝弾を叩き出した植田直通だ。11月のオーストリア遠征初戦・パナマ戦でも先発したが、次なる目標は定位置奪取である。

  ◇  ◇  ◇

 アギーレ元監督時代の2015年アジア杯でA代表に初招集され、約2年後の17年12月のE―1選手権で代表デビューを飾った植田。代表戦に出られない状況が長く続いた。

 18年ロシアW杯も出番がなく、森保日本発足後も主将の吉田麻也(サンプドリア)と若き新星・冨安健洋(ボローニャ)の厚い壁に阻まれている。

「代表に呼ばれている回数はかなり多いけど、足りない部分はたくさんある。DFとして目の前の相手に負けないこと、失点しないこと。その質を上げたい」と意気込むのもよく分かる。代表13試合・1得点というのは、6年近く代表にいる人間として納得いかないはずだ。

 それでも3シーズン目を迎えたベルギーでは着実に存在感を高め、プレーの幅を広げている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学