柔道“五輪前哨戦”実施発表…国際大会再開は日本に吉か凶か

公開日: 更新日:

 お家芸競技の国際大会再開が決まった。

 国際柔道連盟(IJF)は23日、来年の東京五輪イヤー開幕戦であるマスターズ大会を1月にカタールで開催すると発表。同大会は男女各階級の世界ランキング上位36人で争われ、五輪、世界選手権に次ぐ格付けだ。大会の開催時期、規模から東京五輪の前哨戦として位置付けられている。

 IJFではコロナ禍により今季、予定していた国際大会を3月に中断。10月下旬にグランドスラム(GS)ブダペスト大会から再開したが日本勢は欠場。欧州全土がコロナ第2波に見舞われ、年内の大会実施を断念した。

 世界のトップ選手が集う国際大会は昨年12月のマスターズ青島(中国)大会以来となる。今大会には、五輪代表に内定している全選手の出場が予定されているものの、海外の強豪選手の参加は望み薄だ。

 欧州各国の連盟からは、感染防止を最優先して、国際大会実施は「時期尚早」との意見が根強い。GSブダペスト大会で実施したPCR検査では、イタリアの選手、コーチ4人が陽性反応を示すなど、複数の感染者が確認され、対応の甘さが露呈。課題を残したからだ。

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