松澤知加子プロ<1>キュートな八重歯が光った元祖アイドル女子プロゴルファー

公開日: 更新日:

松澤知加子プロ

 黄金世代、プラチナ世代の活躍で女子ツアーが大きな盛り上がりを見せる。一昔前も女子プロ人気に火をつけた先駆者がいた。「元祖アイドル」「チコプロ」と呼ばれた松澤知加子プロ(53)だ。

 都内の大手プロダクション「ホリプロ」で四半世紀ぶりに再会。コロナ禍のためキュートな八重歯はマスクに隠れていたが、愛くるしい笑顔と快活な語り口は昔と変わらなかった。

 近年のゴルフファンは女子プロのビジュアルには慣れっこだが、松澤がツアー会場で放っていた華やかで都会的なオーラは際立っていた。プレーする組には常連ファン、いわゆる「追っかけ」が出没したほどだ。

■「ツアー会場には追っかけファンがいました」

「ギャラリーと一緒に回るトーナメントがすごく楽しかった。(追っかけファンは)いましたね。毎週来てくれたり、(ホールアウト後に)贈り物をいただいたりで、相手の顔は覚えちゃいますけど、友達にはなっちゃいけない、と思っていました」

 ジャンルを問わずアイドルに必要な心がけは自然に身についた。プロ6年目の1994年8月に行われた「五洋建設レディース」(千葉・富里GC)でツアー初優勝。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因