出場選手「ワクチン優先接種」実施なら五輪中止のトドメに

公開日: 更新日:

 かねて五輪開催に異議を唱えている楽天の三木谷会長は7日、自身のツイッターで「今年の五輪開催はあまりにリスクが高すぎる。反対です」と改めて表明。三木谷会長は組織委員会の顧問も務めており、身内からも開催への疑問が広がっているのだ。

 8日、加藤官房長官はアスリートへの優先接種について、「現時点で政府として具体的な検討を行っている事実はない」とし、「今後も検討する予定はない」と火消しに躍起だが、「オリンピックの終わりの始まり」(コモンズ)などの著書があるスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏が言う。


「今年1月、IOC(国際オリンピック委員会)のパウンド委員が『出場選手には優先的にワクチン接種をさせるべき』と発言し、バッハ会長も『費用はIOCが持つ』と言った。しかし、これにWHO(世界保健機関)が『優先順位が違う!』と反発。世界中のアスリートからも批判が噴出し、IOC側も発言撤回を余儀なくされた。そうしたいきさつを日本政府は知らないのか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  4. 4

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 5

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 7

    中川翔子「Switch2転売購入疑惑」を否定も火に油…過去の海賊版グッズ着用報道、ダブスタ癖もアダに

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る