二階氏「五輪中止」発言で晴海フラッグは“負の遺産化”回避

公開日: 更新日:

「これ以上とても無理だということだったら、これはもうスパッとやめなきゃいけない」

 新型コロナウィルスの変異株の広がりなど、感染者数が再び増加するなか、自民党二階俊博幹事長が、ついに“オリンピック中止”に言及した。

 15日、TBSのCS番組の収録に出演した二階氏は、司会者から中止の選択肢を問われ、「それは当然だ。オリンピックでこの感染病をまん延させたら、何のためのオリンピックか分からない。そこはその時の判断で良い」と答えた(その後、同日に「何が何でも開催は違うの意」などと釈明文書を発表)。

 共同通信の世論調査では、国民の70%以上が「オリンピックの中止、もしくは延期」を求めている中、与党の大幹部がその可能性に明言したことで、中止に現実味を帯びてきた。

 不動産ジャーナリストの榊淳氏は、オリンピックの中止がプラスに働くと指摘するのが、延期で塩漬け状態になっている集合住宅「晴海フラッグ」だ。

■選手村でクラスター発生の可能性も

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか