朝乃山と共にキャバ 相撲記者は力士顔負けごっつあん気質

公開日: 更新日:

■親睦会中止に文句

 かつては、相撲協会と相撲記者クラブの親睦会が定期的に行われていた。アゴ足土産付きの一泊旅行で、酒、ゴルフ、コンパニオンを呼んでどんちゃん騒ぎ。現在は親睦会はなくなったものの、「なんで中止なんだ」と文句タラタラだった記者もいたほど。「最近の親睦会は昔に比べてお土産がしょぼくなったな」という声も出ていたというから、呆れるしかない。

「相撲取りは親分気質の者が多い半面、普段は後援者などにペコペコせざるをえない。そこに記者が言葉巧みにもみ手ですり寄ってくれば、ネオン街に出て行く関係になるまでに長い時間はかかりません」(前出のタニマチ筋)

 報知、毎日新聞で50余年、相撲を取材し続けた評論家の中澤潔氏は、「私は力士や親方との飲食は極力しなかった。“いい仲”になると書きたいことも書けなくなる」と話していた。

 持ちつ持たれつどころか、持たれっぱなしだったとは……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇