朝乃山と共にキャバ 相撲記者は力士顔負けごっつあん気質

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■親睦会中止に文句

 かつては、相撲協会と相撲記者クラブの親睦会が定期的に行われていた。アゴ足土産付きの一泊旅行で、酒、ゴルフ、コンパニオンを呼んでどんちゃん騒ぎ。現在は親睦会はなくなったものの、「なんで中止なんだ」と文句タラタラだった記者もいたほど。「最近の親睦会は昔に比べてお土産がしょぼくなったな」という声も出ていたというから、呆れるしかない。

「相撲取りは親分気質の者が多い半面、普段は後援者などにペコペコせざるをえない。そこに記者が言葉巧みにもみ手ですり寄ってくれば、ネオン街に出て行く関係になるまでに長い時間はかかりません」(前出のタニマチ筋)

 報知、毎日新聞で50余年、相撲を取材し続けた評論家の中澤潔氏は、「私は力士や親方との飲食は極力しなかった。“いい仲”になると書きたいことも書けなくなる」と話していた。

 持ちつ持たれつどころか、持たれっぱなしだったとは……。

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