朝乃山と共にキャバ 相撲記者は力士顔負けごっつあん気質

公開日: 更新日:

■親睦会中止に文句

 かつては、相撲協会と相撲記者クラブの親睦会が定期的に行われていた。アゴ足土産付きの一泊旅行で、酒、ゴルフ、コンパニオンを呼んでどんちゃん騒ぎ。現在は親睦会はなくなったものの、「なんで中止なんだ」と文句タラタラだった記者もいたほど。「最近の親睦会は昔に比べてお土産がしょぼくなったな」という声も出ていたというから、呆れるしかない。

「相撲取りは親分気質の者が多い半面、普段は後援者などにペコペコせざるをえない。そこに記者が言葉巧みにもみ手ですり寄ってくれば、ネオン街に出て行く関係になるまでに長い時間はかかりません」(前出のタニマチ筋)

 報知、毎日新聞で50余年、相撲を取材し続けた評論家の中澤潔氏は、「私は力士や親方との飲食は極力しなかった。“いい仲”になると書きたいことも書けなくなる」と話していた。

 持ちつ持たれつどころか、持たれっぱなしだったとは……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒