侍Jに五輪報奨金1.5億円も!金メダル当たり前なのに“太っ腹”で国民感情を逆なで

公開日: 更新日:

 こっちの「バブル」も厳しい声がある。

 東京五輪野球日本代表がメダルを獲得した場合、侍ジャパンの事業会社「NPBエンタープライズ」が報奨金を出すという。

 日本オリンピック委員会(JOC)から支給される報奨金とは「別枠」。JOCの報奨金対象者は選手のみで、金メダル500万円(2016年リオ五輪で300万円から増額)、銀200万円、銅100万円。金の場合、選手24人で総額1億2000万円となる。

 しかしNPBは、選手24人以外に、6人の首脳陣にも札束を用意。金の場合、30人の追加報奨金は同1億5000万円に上る。金メダルなら選手は計1000万円のボーナスが入ることになる。

 何とも景気のいい話だが、各国内競技団体(NF)が用意する報奨金は「メダルが取りにくい競技は高額」といわれている。例えば、競泳は金で200万円、体操は50万円なのに対し、自転車競技は3000万円。優勝のハードルが高い陸上も、連盟は金メダルで2000万円を出す。ちなみに、「金メダルは当たり前」といわれる国技の柔道はメダルを取っても報奨金はない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋