巨人菅野“最終テスト”で2発被弾KO…五輪辞退はおろかメジャー挑戦も赤信号

公開日: 更新日:

■千賀招集は決定的

 巨人の中継ぎ左腕・中川皓太(27)が故障で代表入りを辞退したことで、楽天の抑えである松井裕樹(25)や、ソフトバンク千賀滉大(28)、DeNAの左腕・今永昇太(27)をチェック。稲葉監督はこの日、井端コーチとともに、ペイペイドームで行われたソフトバンク対西武戦を視察し、工藤監督と千賀の代表入りについて会談。代表入りを打診したという。菅野の代役にも目星をつけているともっぱらだ。

「これで菅野は五輪出場はおろか、今オフのメジャー挑戦も難しくなったでしょう」とは、米メディア関係者。

「ただでさえメジャーは、目立った故障がなくとも故障が起きるリスクを考慮し、高齢の選手の契約を敬遠しがち。ポスティングだった昨オフとは違い、譲渡金が必要ないFAであっても、来年33歳を迎える菅野が好条件を得るのは難しいとみられていた。しかも、以前から腰に不安を抱える中で、足や右肘の故障に見舞われた。菅野がメジャー挑戦をしたとしても、好条件を得られないどころか、手を引く球団が続出しても不思議ではない」

 菅野はこのまま、巨人に骨をうずめることになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」