著者のコラム一覧
藤井瑞希バトミントン選手

1988年、熊本県出身。青森山田高3年時に1学年後輩の垣岩令佳とダブルスを組み、インターハイ優勝。シングルスと団体も制し、25年ぶりの3冠達成という快挙を果たした。垣岩と出場した2012年のロンドン五輪女子ダブルスで銀メダルを獲得。日本バドミントン史上初となる表彰台に立ち、「フジカキ」として一躍脚光を浴びた。19年に引退。東京トリップ所属。

オグシオペアの試合を見てダブルス転向を決意「五輪を目指すなら令佳と一緒に」

公開日: 更新日:

 パートナーの令佳とは2012年9月のヨネックスジャパンオープンを最後に一度、ペアを解消しました。

 銀メダルを獲得して燃え尽きたわけではなく、五輪を目指すのはロンドンまでと最初から決めていたからです。というのも、引退後は海外に留学したいという思いがあり、自分のセカンドキャリアを考えた時に、次の16年リオ大会まで現役を続けると28歳。そこから留学するより、24歳で一線を退いて帰国してからもセカンドキャリアについて考える時間はあるなと考えたからです。

■シングルスに限界

 そもそも私が五輪を目指そうと決めたのは高校(青森山田)の1学年後輩である令佳がいたからです。実業団のルネサス(現再春館製薬)に入社した当初、私はシングルスでプレーしていました。ナショナルチームには選ばれて国際大会に派遣されていましたが、なかなか結果を残せず「世界で戦うのは難しいな」と思い始め、正直、やめたいなと考えていました。

 シングルスに限界を感じていた私がダブルスへの転向を決意するきっかけとなったのは、オグシオペア(小椋久美子、潮田玲子組)の存在がありました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後