【バドミントン】混合銅メダル東野・渡辺ペアに立ちはだかる日本人金メダリスト
バドミントン混合ダブルス(D)で日本勢初の銅メダル獲得の快挙を成し遂げた渡辺勇大(24)、東野有紗(24)ペアが昨3日に会見。男子D(準決勝敗退)にも出場した渡辺は、「僕自身の価値を高めることが競技の価値向上につながる。メダル獲得(の経験)をバドミントン界に還元するためにも、勝ち続ける選手でありたい」と話し、一方の東野は「(2024年)パリ五輪では勇大君と金メダルを目指したい」と表彰台の真ん中を目標に掲げた。
9月からはBWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアーが再開され、パリ五輪出場に向け、世界ランキング上位確保に向けた「オリンピックレース」がスタートする。現在、世界5位の銅メダルペアはランクアップをかけ、海外のトップペアとしのぎを削ることになるが、国内のベテランペアが強力なライバルになりそうだ。
高橋礼華(31)とのペアで16年リオ五輪女子Dでは日本勢初の金メダルを獲得した松友美佐紀(29)だ。昨年8月に高橋の引退に伴い、同じ日本ユニシスに所属する金子祐樹(27)とともに混合Dでのパリ五輪出場を目指している。