【ボクシング】日本女子史上初の金 入江聖奈の“野人伝説”!生捕りタコ踊り食い、男子相手にローブロー

公開日: 更新日:

「一昨年、その3人で海に行った時のことです。聖奈は岩場で60センチほどのマダコを見つけて捕まえるやいなや、両手でガッチリと掴み、生きたままかじり付いたんです。悪乗りでもふざけたわけでもなく、ガチ。そのままおいしそうに足を6、7本食べていましたから驚きましたよ(笑い)」

 ボクシングに関しては「筋金入りの負けず嫌い」と小川さんはさらに続ける。

「聖奈は男子とスパーすることが多かった。今でも僕は相手しますが、昔から本気でやらないといけないくらい強かった。実力が拮抗する中、たかが練習なのにどうしても負けたくない彼女がしばしば繰り出したのが、パンチによる“金的”です。僕は週に数回食らっていたし、何げなくスパー中の聖奈に目を向けると、後輩男子がうずくまって悶絶している光景も見慣れていました(笑い)。『たまたま軌道がブレただけかな』と思っていたけど、あれは確実にわざとですよ。あまりに強くなり過ぎたせいか、もしくは成長したからか、今は封印しているようです」

 練習に懸けるその執念が史上初の金メダルを引き寄せたのだから、かつて入江のパンチにもだえてきた男子たちも、きっと救われるはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動