新庄ビッグボスが一番目立つトホホ…トライアウトの「有名無実化」ますます進む

公開日: 更新日:

 一番目立ったのは、やはりこの人だった。

 8日、12球団合同トライアウトが開催。日本ハムの新庄剛志監督(49)がバックネット裏から熱視線を送った。真っ白なロングダウンコートにタートルニット、黒革のパンツといういでたち。他球団関係者が続々と挨拶に訪れる“新庄詣で”が始まり、主役であるはずの参加選手よりも注目を集めていた。

【写真】この記事の関連写真を見る(55枚)

 感想を求められた新庄監督は「全員欲しいですね。台湾の高野(圭佑)くんのカットボールが目についた。オリックスの金田(和之)くん、野手では(元楽天の)中村(和希)くん、ジャイアンツの山下(航汰)くん。ファームで首位打者とってるんですよね?」などとコメントした。

 一挙手一投足が注目されるビッグボスから名前を言われた選手はうれしかったに違いない。今年は前巨人の山下や、前西武左腕の榎田あたりは需要がありそうだが、そもそもトライアウトから再びNPBへの道を切り開ける選手はほんの一握りだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後