阪神藤浪が巨人エース菅野に泣きつく赤っ恥 宿命のライバル球団が自主トレで合体の異様

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(32)の異例の自主トレが始まる。20日に後輩の中川と自主トレ先の沖縄・伊良部島へ旅立った。後日、阪神藤浪晋太郎(27)が合流予定となっている。契約更改後の会見で菅野は「突然(藤浪から)連絡が来て、『お願いします』って言われたので、いろいろ話をして、一緒に頑張ろうかっていう話です」と経緯を説明していた。

 巨人と阪神は言うまでもなく宿敵のライバル関係だ。これまで慶大の先輩、後輩の間柄だった巨人・高橋由と阪神・伊藤隼、今年1月には青森・光星学院(現・八戸学院光星)高の先輩である巨人・坂本に阪神・北條が頼んで実現したことはあるが、菅野と藤浪に学校のつながりは一切ない。接点のない巨人のエースに、藤浪が直電で頼み込んで実現するのだから、異例中の異例である。

 巨人の「菅野塾」の“教え子”によれば「菅野さんのアドバイスはシンプルで具体的で分かりやすい」と評判だ。過去には「決め球習得の勧め」を若手に説き、惜しげもなく自身の宝刀・スライダーの投げ方を伝授したこともある。一番弟子の中川は今や絶対的セットアッパーに成長。故障で辞退したものの、東京五輪侍ジャパンのメンバーに選出されたほどだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘