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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

メジャータイトルは日本人プロには身近に 今年は海外での活躍を大いに期待

公開日: 更新日:

 2022年は海外で日本勢の活躍が大いに期待されます。米男子ツアーは早くも今週6日からスタートし、米女子ツアーも今月21日に開幕します。

 昨年は松山英樹が4月の「マスターズ」で、日本人には無縁と思われていたメジャータイトルを初めて獲得。米本格参戦から8年目に、ついに日本ゴルフ界の悲願を成し遂げてくれました。

 また米女子ツアーでは、3年前の「全英女子オープン」優勝の渋野日向子に続き、笹生優花畑岡奈紗との日本人対決となったプレーオフを制して6月の「全米女子オープン」に勝ちました。

 男女とも続々と日本人プロが世界の頂点に立ち、メジャーに勝てるという現実を多くのファンに伝えた功績は大きい。

 今年の「マスターズ」には松山の他に、アマチュアの中島啓太と2度目となる金谷拓実が出場します。

 米女子ツアーには最終予選会を通過した古江彩佳と渋野日向子が加わり、日本選手に厚みが出てきます。

 メジャーで毎年勝ち続けるのは簡単ではありませんが、どの選手も高い目標を持っており、勢いに乗ってどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。

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