著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

男子ツアー不人気はスター選手不在だけが原因ではない ブリヂストンOP消滅の衝撃

公開日: 更新日:

 ゴルフ界に衝撃が走った。長く低迷続ける男子ツアーに、追い打ちをかけるように「ブリヂストンオープン」が2021年限りで消滅することが決定したからだ。

■名門大会撤退の衝撃

 大手タイヤメーカー・ブリヂストンが主催、ゴルフ用品メーカーのブリヂストンスポーツが企画・運営し、長くわが国を代表するトーナメントとして知られてきた。

 これまで消滅した試合は数多くある。だがゴルフメーカーが携わる大会は、ツアーの最後のとりでといわれ、消滅はありえないと信じられてきたのだ。

 1970年から始まり、日本プロ、日本オープン、日本シリーズなどに続き6番目の歴史があり、スポンサー競技では中日クラウンズに次いで2番目に古い。

 過去の優勝者には尾崎将司青木功、倉本昌弘、丸山茂樹がいて、ニック・プライスやニック・ファルドらメジャーチャンピオンも出場した。

 撤退理由はコロナ禍や、長引く不況による経営難などが挙げられている。株主からの「ゴルフ大会をスポンサーする状況ではない」との意見もあるようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか