小林陵侑は北京金メダルの最右翼だが…五輪イヤー「ジャンプ週間王者」に不吉なジンクス

公開日: 更新日:

 同年のジャンプ週間と五輪の2大会を制したのは、1998年長野五輪で船木和喜がラージヒル(LH)で優勝して以降、14年ソチ五輪まで4大会連続でジンクスに阻まれた。前回18年の平昌五輪で当時、無敵を誇っていたカミル・ストッフ(ポーランド)が打破したとはいえ、金メダルを手にしたのはLHだけで、ノーマルヒル(NH)は4位と表彰台にすら届かなかった。

 ジャンプは風向きや降雪などの気象条件によって、結果が大きく左右される競技だ。過去のジャンプ週間王者が五輪本番で条件に恵まれなかった可能性もあるが、最大の原因はピーキングの失敗といわれる。

 本場欧州のジャンパーの多くは、五輪の約1カ月前に行われるジャンプ週間に照準を絞って調整するのが一般的だ。

 約1週間でドイツ、オーストリアの2カ国計4会場を転戦するため、移動の負担もあって、その後の調整が難しい。五輪本番に間に合わず、多くの欧州勢が壁に阻まれてきた。

 五輪イヤーではないものの、小林も前回のジャンプ週間を制した後に失速した。このシーズンの小林は最終的に日本人初のW杯個人総合優勝を果たすが、1月から2月にかけてのW杯12戦では3大会連続で表彰台を逃すなど調子が上がらず、3度の優勝にとどまった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から