荒篤山太郎は南国フィリピンから来た遅咲きの突き押し力士

公開日: 更新日:

 中学時代は野球部だったが、それまで運動らしい運動をしたこともなかった。2009年に入門し、十両昇進は昨年と遅咲きも遅咲きだ。

「それが十両を通算3場所で通過ですからね。荒汐親方(元前頭蒼国来)が引退する前から、『オレが嫌がる相撲を取れ』と言われ続けてきた。蒼国来は四つ相撲の力士。その言葉通り、組もうとする力士を突き放して押す相撲を磨き続けた」(ある親方)

 まだまだ伸びる余地がありそうだ。

▽荒篤山太郎(こうとくざん・たろう)
●本名は寺井ジャスパーケネス
●1994年3月11日、神奈川県横浜市出身(出生地はフィリピン)
●181センチ、161キロ
●最高位は現在
●食べることが大好きで、それも角界入りの理由のひとつだともっぱら

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情