フィル・ミケルソンが過去3度Vのマスターズ欠場…PGA批判で袋叩き、スポンサー離れ

公開日: 更新日:

 だが、ミケルソンを擁護する声はツアープロからもなく、スポンサーが離れていった。

 まずはゴルフ用具のキャロウェイゴルフが契約を打ち切り、ついで最大スポンサーのコンサルティング会社KPMGとビール会社アムステルライトが、相次いでパートナーシップを解消した。

■これまでの稼ぎは約970億円

 フォーブス誌によれば、2020年のミケルソンの年収は4100万ドル(約50億円)。ツアー賞金は100万ドルで、残りはスポンサーとの契約金だった。大スポンサーと別れ、今年は年収十数億円に減るとみられる。

 51歳のミケルソンは、これまでメジャー6勝を含むツアー45勝を挙げて賞金9400万ドルを稼ぎ、スポンサー契約金を加えると8億ドル(約970億円)も手にしたとみられる。

 先ごろ、プライベートジェットを手放したのは、大好きなギャンブルで大損したとか、タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンと同じフロリダのジュピターに建てた豪邸の借金のせいだともいわれる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い