稲見萌寧の今季初Vは“未勝利プロ”まがいの逃げ逃げ安全策…女王完全復活まだ道半ば

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【リシャール・ミル ヨネックスレディス】最終日

「勝った瞬間は安堵感がありました」

 昨季9勝で賞金女王の稲見萌寧(22)が、今季初優勝を飾った。それにしても開幕から14試合目とは遅すぎるし、堂々と胸を張れる勝利でもないだろう。

 今季5勝で絶好調の西郷真央(20)や前週優勝の小祝さくら(24)、11試合でトップ10が5回の西村優菜(21)、今季1勝の上田桃子(35)らの強敵は同時に行われていた全米女子オープン(OP)に出場。難コースに苦悶の表情を浮かべながら西村、上田は予選落ちし、米女子ツアーメンバーの渋野日向子(23)や古江彩佳(22)も2日間で姿を消した。

 稲見も全米女子OPの出場権は得ていたが、海外試合に興味がなく参戦を見送った。ファンからすれば、昨年の東京五輪銀メダリストで国内屈指のショットメーカーが海外メジャーの難コースをどう攻めるのか見たかったはずだ。

 強敵不在の国内ツアーなら初日から首位を守る完全優勝も当然だが、勝ち方は「女王」らしいとは言えなかった。

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