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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

メジャー観戦で「日本選手の軟弱さ」を実感 全米OP国内予選でさえ大多数が途中棄権の体たらく

公開日: 更新日:

 いっぽう日本ツアーに海外大会のような厳しさがあるとは思えない。開催コースはドライバーを振り回すだけでスコアを伸ばせ、選手の層も薄く、自然に挑戦という概念もない。だからメジャーで戦うトッププロのような高い技術も、タフな精神力も身に付かず、予選すら通過できない。

 今年は全米オープン出場権を争う国内予選がカレドニアンGC(千葉)で行われた。

 USGAから日本ゴルフ協会に、「予選会にふさわしいコースを」との要請があり、カレドニアンGCを推薦した経緯がある。米国人の気鋭設計家M・ポーレットの手により1990年に開場。コース全体にリンクスを彷彿させるマウンドが縦横にあり、池やクリーク、ポットバンカーなどのハザードが威圧感を与え、メジャー出場権を争う会場にふさわしい。予選会はスティンプメーター13.8フィートの高速グリーン仕上げ。これは全米オープンより速い。

■日本勢10人が途中棄権

 予選会は1日36ホールをプレーし、上位3選手が本戦出場権を獲得する争いだった。ところが、出場した選手のうち、第1、第2ラウンド合わせて日本勢10人が途中棄権という体たらくだった。

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