原英莉花が首位に2打差9位T浮上 飛躍のカギは師匠ジャンボの教え「フェード打ち」

公開日: 更新日:

 ツアー関係者がいう。

「西郷は正確なフェードボールが武器で、初挑戦だった難コースの海外メジャーでも通用した。フェードはドローに比べて飛距離は落ちるものの、ボディーターンで球筋が安定する。スピン量が多いのでグリーンを狙うショットでボールを止めやすいというメリットもある。昨年大活躍の稲見萌寧(22)がフェード打ちの代表格で、ツアー7勝の小祝さくら(24)も今季からドローをフェードに変えました」

 さらに関係者は続ける。

「ジャンボは2年前、原のスイング軌道を見て持ち球をドローからフェードに変えろと言った。もちろん原は素直に従ったが、今もフェードのスイングが固まっていない。腰痛の影響で練習不足だったのか、飛ばし屋なのにドローボールに未練があるのか、いずれにしてもフェード打ちの西郷にすっかり水をあけられてしまった」

 フェードボールを操り、強い「エリカ様」を見せないとジャンボに見捨てられるぞ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ