キンクミ涙の11年ぶりV 樋口前会長の「愛の説教」を告白してまた涙

公開日: 更新日:

 優勝を決めた瞬間から涙が止まらなかった。11年ぶりにツアー2勝目を挙げたキンクミこと、金田久美子(33)だ。

「アマチュアの時からプロの試合に出させてもらい、樋口さんにはロッカールームに呼び出されて化粧が濃いわよ、目の周りが黒い、と温かいお叱りの言葉をたくさんいただいた」

 昔からよく知るその樋口久子(元女子プロ協会会長)が会場テントで泣いているのを見て、さらに涙があふれた。

 8歳で世界ジュニア選手権を制し、2002年には史上最年少の12歳9カ月で国内ツアーの予選を通過。「天才少女」と注目の的になった。その分、アンチも多く、ギャル風のメイクにおしゃれなウエアにこだわる「ギャルファー」を公言し、ネット上では批判の標的になった。

「オフの食事や私服の写真をSNSに挙げると、“そんなことをしているから勝てないんだ”と言われた。メンタルも強くないけど、絶対に勝って見返してやろうと思っていた」

 トレードマークの金髪にミニスカート姿も、「年相応に続けます」。キンクミは不滅だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘