山下美夢有が最年少記録更新で年間女王タイトル…それでも物足りないのはナゼ?

公開日: 更新日:

「そこそこの安定感はあるけれど、プロとしての強烈な魅力という点では印象が薄い。その点、渋野日向子は予選落ちも多いけれど、メジャーになると優勝争いに顔を出す意外性もあって、“やっぱりすごいな”という強烈な感動を与えてくれる。しかも海外挑戦へのスタンスも渋野とでは180度違い、山下は資格がありながら全英女子オープンの1試合しか出場しなかった。だから山下のゴルフからはワクワク感が伝わってこない。そもそもファンの間にも年間女王というタイトルへの関心も薄れているかもしれません。プロは、記録よりも記憶に残るプレーを見せるほうがはるかに大事です」

 山下のスタッツを見れば、平均バーディー数1位、パーブレーク率1位、パーオン率2位、パーセーブ率2位、リカバリー率4位と好成績だ。しかしランクはいずれも相対的なもので、日本女子ツアー全体のレベルが低下していれば世界レベルの実力が反映されているとは言い難い。

 昨季は稲見萌寧、その前は鈴木愛とツアーを代表する顔がコロコロ変わるようでは、「いったいどうなっているんだ?」「真の実力者はいないのか?」と、女子プロに対する不信感も生まれてくる。

 それにしてもタイトルの行方が2試合残して決まってしまい、今季女子ツアーの関心も見どころもジ・エンドだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール