日本の楽勝ムード漂うコスタリカ戦には落とし穴…スペイン戦とは見違えるチームの可能性

公開日: 更新日:

「今回は経験のある30代の選手が多くメンバーに入っていて、スペイン相手にかつて採用していた5バックではなく、4バックの4-4-2という攻撃も視野に入れたシステムで勝負を挑むという大きな勘違いをしてしまった。日本戦は若手中心になるとしたら、フレッシュな怖さはあります。とはいえ、コスタリカ相手に引き分けているようでは話になりません。日本はコンディションが万全でない選手を休ませ、ドイツ戦で出番のなかったFW上田、MF相馬、DF伊藤らを起用しながら勝ち点3を奪うことが必須になります」

■冨安、酒井宏樹の出場は絶望的に…

 ただ、落とし穴もある。元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏はコスタリカについて「スペイン戦は4バックで通用しなかったため、3失点した後に5-4-1にシステムを変更。目の前のスペイン戦は捨てて次の日本戦のために5バックを試すと、前半の最後はスペイン攻撃陣を封じていた。コスタリカは日本戦も5バックで挑んでくることが予想され、日本が守備網をこじ開けるのは骨が折れると思います」と語っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇