前田大然が待望のW杯初ゴール 本田圭佑も激賞した献身性は1年謹慎の挫折から生まれた

公開日: 更新日:

 PK戦の末に敗れたものの、森保ジャパンが誇る「韋駄天」が初の8強進出に夢を抱かせた。

 この日のクロアチア戦でも献身的にピッチを駆け回った、FW前田大然(25=セルティック)である。キックオフと同時に前線からボールを追いまくる姿に、「すっごい走る、前田さん。信じられへん」「ほら、まだ行ってるよ。スゴイよ!」「前田さん、ムダ走りを厭わない。ホンマにスゴイ!」と何度も激賞したのは、ネット中継の解説を務めた元日本代表の本田圭佑だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 1トップのFWでありながら、グループリーグから黒子に徹して守備面で大きく貢献。大金星を挙げたE組最終戦のスペイン戦では、62分間の出場にもかかわらず、両チーム最多となる62回のスプリント(時速24キロ以上で数秒以上走った回数)を記録した。

 FIFAのデータによれば、この日も前半だけで50回のスプリントを記録。自分を殺し続けた韋駄天にご褒美が降ってきたのは、0-0の前半43分だった。MF堂安律が右サイドから上げたクロスをDF吉田麻也が折り返すと、ボールはゴール前の混戦をすり抜けて前田の足元に。左足でW杯初得点をゴールに蹴り込んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も

  4. 4

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  2. 7

    元女優・宮崎ますみさんは6年前から八ヶ岳山麓に移住しコメ作り 田植えも稲刈りも全部手作業

  3. 8

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  4. 9

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  5. 10

    巨人阿部監督 グチるくらいならいっそ「4番・坂本勇人」はどうだろう…“進退の決断”含めた4つの理由