瀬戸大也が世界短水路で偉業達成&メダル量産の裏側 不倫騒動から2年、スポンサーが戻ってきた

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 瀬戸大也(28)の独壇場だった。

 18日に閉幕した競泳世界短水路選手権。4種目にエントリーした瀬戸は、初日の200メートル個人メドレーこそ5位に沈んだが、15日の200メートルバタフライの銀メダルで弾みをつけると、16日の200メートル平泳ぎはアジア新記録を叩き出して優勝。

 17日の大本命400メートル個人メドレーでは、2012年から6大会連続Vという前人未到の偉業を達成し、試合後に外国人インタビュアーからマイクを向けられ、「I'm so so happy! This title was very difficult. But, I got be champion again. I'm so happy!」と喜びを噛み締めた。

 瀬戸といえば、2020年秋に週刊誌に報じられた不倫問題が記憶に新しい。自業自得だが、当時の所属先のANAから契約を切られ、JOC(日本オリンピック委員会)の肖像権事業「シンボルアスリート」を辞退。契約していた複数のスポンサーはくもの子を散らすように去り、再起を懸けた21年東京五輪ではメダルゼロ。日本中から大バッシングを浴びるなど、ヒーローから一転、ヒールに落ちた。

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