駒大エース・田沢廉の行く末は? 箱根駅伝“歴代スター選手”のその後、日体大OB谷口浩美は超レアケース

公開日: 更新日:

 駒大が史上5校目の学生駅伝3冠を達成した今年の箱根駅伝。4日のスポーツ紙やテレビのワイドショーはまさに箱根一色。毎年のこととはいえ、マラソン強化のためにこの大会を創設した「マラソンの父」こと金栗四三は顔をしかめているに違いない。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 

 かつては箱根路を経て、マラソンで世界の頂点に立った選手もいた。1991年世界陸上金メダルの谷口浩美(日体大OB)だ。81年から3年連続で6区を走り、83年は区間新記録でチームの総合優勝に貢献した。だが、卒業後に花開いた箱根の歴代スターは、谷口を含めてほんのひと握りだ。

■実業団に進んでも花開くのはひと握り

 箱根の山といえば、記憶に新しいのが「山の神」だ。初代・今井正人(順大)は2年時に5区史上最多の11人抜きと区間記録を大幅更新した韋駄天だが、実業団のマラソンで好結果を残せなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘