パリ市長がIOC支持から一転…「中立でもロシア参加反対」に心変わりの波紋

公開日: 更新日:

「こういう事態が起きた際、IOCが歴史的な検証を含めて根本的な議論と対処をしてこなかったのが原因です。IOCは一度中止になれば五輪はおしまいだという危機感があり、とにかく五輪を持続させることしか考えていない。五輪の政治利用は当たり前、興行的価値を持たせようと必死です。何としてもロシアの選手を『ROC』(ロシアオリンピック委員会)として参加させ、大会の価値を維持したいのがIOCの本音でしょう。IOCはあのモスクワ大会ですら強行した。他国がボイコットしようが、開催契約を盾にして『中立』という逃げ道を作ってロシアを参加させ、強行突破するでしょう」(スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏)

 IOCが私利私欲で強行を続ければ、五輪離れはますます加速することになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"