岡田監督の“タテジマ愛”秘話…阪神以外なら「プリンスホテル」入団で2年後に再挑戦

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 それならいっそのこと、プリンスホテルでプレーし、2年後のドラフトを待って阪神入団の可能性を探ろうとしたのだろう。

■自身のドラフトにはクジ運を発揮

 まさにタテジマ愛全開。岡田監督は昨年まで、阪神ーオリックスの指揮官としてドラフトのクジ引き抽選の結果は1勝10敗。極端にクジ運が悪い。しかし、自らのドラフトの時は6分の1の低確率を勝負強くモノにしたわけである。

 石毛宏典(西武-ダイエー)、中尾孝義(中日巨人-西武)、金森栄治(西武-阪神-ヤクルト)、石井浩郎(近鉄-巨人-ロッテ横浜)、宮本慎也(ヤクルト)……。運命の神様のさじ加減が違っていたら、岡田監督もプリンスホテルOBに名を連ねていたかもしれない。

(スポーツライター・長浜喜一)

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