岡田監督は交流戦「貯金28」阪神快走でも失速の危険性…絶好調首位から陥落した例ゴロゴロ

公開日: 更新日:

 30日からいよいよセ・パ交流戦が始まる。たかが143分の18。されど軽視はできない18試合。過去にも絶好調で交流戦に突入しながら、痛恨の失速でペナント争いから脱落した例もある。18年ぶりの「アレ」には克服しなければならない試練の舞台だけに、どうする岡田彰布監督(65)。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

  ◇  ◇  ◇

 わずか18試合の交流戦にも、ペナントの行方を左右する悲喜こもごものドラマがある。躍進できれば万々歳だが、怖いのは好調なチーム状態で迎えながら沈没するケースだ。過去10年のセでも次のような悲劇が起こった。

〈2014年〉リーグ戦で首位を走っていた広島が9勝15敗と負け越して首位陥落。シーズンも3位に甘んじた。

〈15年〉貯金10で首位を快走していたDeNAが3勝14敗1分けと大失速。シーズン最下位に沈んだ。

〈17年〉4連敗で交流戦に突入した巨人がそのまま球団ワーストの13連敗。シーズンも4位で終戦となった。

〈19年〉リーグ首位の広島が5勝12敗1分けで交流戦最下位。シーズンも4位で終わった。

 つまり開幕から快調に走っているチームこそ、失速の危険と背中合わせというデータ。今季の猛虎軍団はスタートからずっと好調をキープしているだけに、交流戦での反動が心配される。まさに試練の18試合となるが、実は岡田監督はこの舞台を得意としている。過去の成績を見てみると──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情