大谷翔平めぐるトレード騒動過熱!ヤンキースが今季残り年俸14億円と若手有望株を用意か

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本塁打が出やすいヤンキースタジアムはタイトル獲得に追い風

 大谷にとっても、移籍先が同じア・リーグのヤンキースなら都合がいい。メジャーではシーズン途中のトレードは決して珍しくないものの、異なるリーグの球団に移籍した場合、成績はリセットされるからだ。大谷はメジャートップの35本塁打、打率.306はリーグ6位、75打点は同2位タイと打撃3冠も不可能ではない。すでに2年ぶり2度目のリーグMVP受賞は確実視されているが、ナ・リーグに移籍すれば、タイトル獲得は不可能になる。

「ホームランキングを見据えるのであれば、ヤンキースタジアムは最適な球場です。右翼(96メートル)から右中間(117メートル)が狭いため、特に左の強打者には有利だからです。ヤ軍にとっても今夏、大谷をトレードで獲得するメリットがあります。後半戦中の契約延長交渉が可能なうえ、ワールドシリーズ終了後、球団にはFAになった選手との独占交渉権が与えられ、5日間の話し合いが持てる。今オフ、大谷は史上最高額(500億~700億円)の契約を手にすると予想されていますが、ヤ軍は他球団に先駆けて好条件のオファーを提示することが可能なのです」(前出の友成氏)

 メジャーでは連戦中にトレードが成立し、翌日には対戦相手のユニホームを着用して出場するケースも珍しくない。

「大谷が『ピンストライプ』に袖を通すようになる可能性はあります」とは友成氏だ。

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