慶応が107年ぶり全国制覇! 仙台育英から13安打8得点「エンジョイベースボール」で頂点に

公開日: 更新日:

 投げては、背番号10の2年生左腕、鈴木佳門が準決勝までにチーム打率.349、5本塁打の仙台育英強力打線を4回2失点。五回からは21日の準決勝・土浦日大(茨城)戦で完封勝利を挙げた2年生のエース右腕、小宅雅己が4安打無失点と完璧なリリーフで快挙を手繰り寄せた。

 慶応には文化活動を含めた推薦入試制度はあるものの、野球推薦枠はなく、授業料免除などの特待生制度もない。いわゆる野球強豪校では当たり前の寮もなく、選手の自主性が尊重され、長時間の猛練習も否定する。部がモットーに掲げる「エンジョイベースボール」で、一気に甲子園制覇まで駆け上った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々