【ボートレース】グランジ大さん(下)SGを初めて勝った選手が多く今年の賞金争いは熾烈

公開日: 更新日:

舟券を買う時に重視するのはスリット付近の行き先です

 誰が一番強いか。これは難しい質問ですが、峰竜太選手、馬場選手が抜けている気がします。集中力が増してゾーンに入った時の白井英治選手は手がつけられない時がありますね。毒島誠選手のリズムはやや落ち気味ですが、そもそもレベルが違いますからね。個人的にはまだSGで頑張っているベテランの浜野谷憲吾選手を応援したいですね。それから山口剛選手。去年のグランプリで失敗したけど、SGに復帰しているし、これから頑張ってほしいです。

 最後は舟券の買い方について。舟券は3連単です。ボートはインの①枠が強い。でも、①がメチャクチャ勝っているからといって①から買うという買い方はしません。①が先に回るけど、①以外の選手も行けるんじゃないか。そう思って①以外の選手を探します。

 そのために僕が重視しているのがスタート展示です。ボートはスタートが大事なんで。チェックするのはスタートのスリット付近の行き足。水面を走るので選手はスタートラインは見ることはできませんが、そこは一番集中するところで、トップスピードに乗る前の加速感を確認します。加速しないと1マークに先に行けませんから。

 最近は各場で展示航走を計測、展示タイムだけでなく直線、1周、まわり足のオリジナルのタイムを1番目の艇を赤、2番目の艇を黄色で表示するようになりました。それを参考にしている人も多いですね。

 これからSG、SGグランプリと忙しい日々が続きますね(笑)。 =この項おわり

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ

▽グランジ 2005年に結成したお笑いトリオ。メンバーは大、遠山大輔、五明拓弥。大:1980年、秋田県出身、妻はピン芸人の椿鬼奴。遠山:79年、北海道出身。五明:81年、千葉県出身。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々