ジョー・マスグローブ「南極大陸最速」でダルビッシュの親友

公開日: 更新日:

ジョー・マスグローブ(パドレス・31歳)

 昨季のサイ・ヤング賞左腕スネルこそ移籍したものの、パドレスにはダルビッシュと並んでこの男がいる。

 150キロ前後のフォーシームを軸に、スライダーやカーブ、チェンジアップ、シンカー、カッターなど多彩な変化球を駆使する右腕。昨季はトレーニング中のケガで開幕に出遅れ、8月に右肩炎症で離脱。それでも17試合で10勝3敗、防御率3.05の成績を残した。

 ダルとは親交が深く、かつて「自分は球種が6つあるが、シーズン中は使える球と使えない球がある。ダルビッシュは8、9種類のボールをシーズン通して操っている。その秘訣を聞きたい」と話したことも。母が経営する地元のカフェに、ダルが訪れたこともある。

 遊び心を忘れていないのもマスグローブの特徴。シーズン中、相手の先発投手とマウンドの砂でイニングごとに○×ゲームをしたり、22年オフは自身の誕生日祝いとして南極で球速を計り、“南極大陸最速138キロ”をマークした。ユニークな男だが、甘く見ていい相手ではない。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【他の凄いヤツ】…では、ナ・リーグの他の「スゴイやつら」をチェックできる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に