巨人・菅野智之“急ピッチ調整”他球団の評価は真っ二つ…警戒の一方で「1年持たない」の声

公開日: 更新日:

 復活へ向けて好発進である。

 巨人の菅野智之(34)が14日、宮崎1次キャンプ最終日にブルペン入りし、捕手の大城卓に50球。スライダーなどの変化球を多めに交えた。16日から始まる沖縄2次キャンプに向けて「最初のクールにシートバッティングで投げる。体は出来上がっているので状態を上げていく」と仕上がりの早さをアピールした。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 昨季は4勝8敗、防御率3.36と不本意な成績に終わった。復活を期す宮崎キャンプでは、初日に真っ先にブルペン入り。「一番おっさん。年功序列なので、たまたまそうなっただけ」と報道陣を笑わせたが、オフ恒例のハワイ自主トレでは例年以上にランニング量や強度を高めたトレーニングを行ってきたという。

 某球団のスコアラーは「昨季より体が大きくなったし、球威も戻っているように見える。例年以上に仕上がりが早い」と警戒。一方で別の球団のスコアラーは「最近は右肘の状態が良くないから、毎年離脱している。輝かしいキャリアがあるわけだし、アピールしたい立場だとしても自分のペースで調整しないと、1年持ちませんよ」とハイペース調整の反動を指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも