サイ・ヤング賞3度左腕カーショウは「完璧主義者」…驚愕のブルペン調整ルーティン

公開日: 更新日:

投手・35歳(14年MVP)

 サイ・ヤング賞を3度受賞し、最強左腕のひとりに位置付けられている。昨季終了後、FAになったカーショーはキャンプイン直前にド軍と再契約。昨年11月に左肩を手術したため、リハビリを強いられるが、ポストシーズン進出争いが熾烈になる夏場以降の復帰を目指している。

 ドジャース一筋17年目を迎える左腕は通算210勝92敗、防御率2.48。ピンチに強く、得点圏に走者を背負った際の被打率.194、過去16年間での満塁本塁打は17年9月のフィリーズ戦でアルテールに喫した1本のみだ。ここ数年は度重なる故障もあって精彩を欠いたが、長らく抜群の安定感を誇った。

 カーショーについてド軍首脳陣や同僚らは「完璧主義者」と口を揃える。16年まで専属捕手を務めたA・J・エリス(現パドレス特別補佐)は現役時代、米メディアの取材にカーショーの調整法についてこう明かしている。

「ブルペンでの調整は入念に行っており、(捕手を立たせたまま)直球を3球。捕手を座らせてからは直球と変化球をコースごとに3球ずつ、持ち球をコースごとに投げ分ける。球数もきっちりと34球で終えるなど、ブルペンでのルーティンは確立している」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性