青学大・西川史礁が巨人ドラ1筆頭候補!岡本メジャー流出想定で“右の大砲”補強が最重要課題

公開日: 更新日:

 6日の第1戦で衝撃の侍ジャパンデビューを果たした青学大の西川史礁(3年)が、7日の欧州代表との第2戦も躍動した。

「1番・中堅」でスタメン出場。初回に投手強襲安打を放つなど5打数1安打。七回の守備ではダイビングキャッチの好プレーもあった。前日の第1戦は途中出場で2安打1打点。試合をチェックしたプロのスカウトの評価もうなぎ上りだ。

 侍ジャパンの井端監督は今回、西川の他に宗山塁(明大)、金丸夢斗(関大)、中村優斗(愛工大)と今秋のドラフト上位候補の大学生4人を選んだ。

 アマチュアナンバーワン遊撃手として、今秋ドラフトの目玉候補といわれる宗山は、右肩甲骨骨折が判明したため、出場できなかった。それでも、西川、金丸、中村が躍動。特に腰を浮かせたのは、水野スカウト部長が視察した巨人である。さる球界関係者がこう言う。

「初戦の前に遊撃手の宗山が故障で出られないことが発覚。さぞ残念がっていると思ったら、巨人は西川が目当てだったようです」

 龍谷大平安出身の西川は、青学大3年春に4番に定着し、打率.364、3本塁打、10打点。MVPとベストナインの2冠に輝いた。昨年の日米大学選手権では全5試合で代表の4番を務め、打率.316。今回の侍ジャパンでさらに名前を売った。前出の関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘