報徳学園・大角健二監督に強豪校ならではの苦悩を直撃「5年弱、甲子園から遠ざかり大変だったのでは?」

公開日: 更新日:

「永田監督は大学とか進学のマネジメントをしっかりされていて、うちの部員は毎年良いところに進路を決めさせてもらっていた。そうしたところは継続していきたいと、不安なところもありました。ただ、報徳はOBの方々がさまざまな分野で活躍してくれていて、進路についてはいろいろな方々とつながりを持たせてもらっていましたので。そこは報徳の伝統、重みに助けられたなっていう感じですね」

 ──永田監督が目当ての中学生もいたでしょう。

「坂口翔颯(21=国学院大)っていう選手が、私が監督になって最初に進学先をうちに決めてくれたピッチャーだったんです。すでにうちに決まっていたところを永田監督が退任するということになり、『失礼なことをしてしまったので白紙にしてもらって構いません』と連絡したのですが、それでもということで報徳に来てもらいました。彼は進学後エースを務めて、現在はドラフト候補として活躍してくれてます。それに選手獲得に関しては就任前から永田監督に中学のチームに顔を出させてもらってつないでもらっていましたし、うちの宮崎コーチもいろんな中学生の試合を見に行って、さまざまなところで関係をつくっていたので、スムーズに移行させてもらいました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学