DeNAドラ1度会隆輝に期待と不安の声…史上2人目「新人OP戦首位打者」も好調続く?

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 DeNAドラフト1位新人・度会隆輝(21)がオープン戦の首位打者に輝いた。最終戦となった24日の日本ハム戦で3安打猛打賞。この日の5打席で規定打席に到達し、打率.434と堂々の12球団トップで初めての開幕を迎える。

 新人のオープン戦首位打者は、ドラフト制導入後ではプロ野球史上2人目の快挙。

 SNSなどでは、《エグい》《バケモン》《久々に野手のスターが爆誕》と祝福する声があふれる中、《アジャ以来か…》《シーズンは別物》《開幕後が心配》という声も。確かに、2014年に史上初のオープン戦新人首位打者を獲得したロッテの「アジャ」こと井上晴哉は、シーズン開幕後に当たりがパタッと止まった。

 3、4月の18試合で打率.200と極度の不振に陥り、5月2日には二軍落ち。結局、ルーキーイヤーのこの年は36試合の出場で打率.211、2本塁打、7打点に終わった。オープン戦の好結果により、他球団の徹底マークと厳しい攻めにあい、プロの厳しさを思い知らされた。

 度会は、パワーヒッターの井上とはタイプが違いバットコントロールにたけた中距離打者。現役時代に2年連続首位打者を獲得した鈴木尚典打撃コーチをして、「天性の打撃センスを持っている」と言わしめ、「失敗を引きずらない天真爛漫さもプロでは大きな武器になる」と太鼓判を押すから、心配はなさそうだが……。

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