阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

公開日: 更新日:

 阪神は今オフ、主力選手の「FAラッシュ」のピークを迎える。

 主砲の大山悠輔(29)、捕手の坂本誠志郎(30)、開幕投手を務めた青柳晃洋(30)、そして内野のバイプレーヤー糸原健斗(31)の4人が、今季中にFA権を取得する見込み。中でも他球団が動向を注視しているのは、大山だという。

 セ球団のフロント関係者は、「基本的には阪神に残留する可能性が高いと思いますが……」と前置きした上で、こう続ける。

「大山は希少な右打ちの強打者。昨季は最高出塁率のタイトルを獲得し、大きなケガがなく体も強い。ゴールデングラブ賞を獲得した一塁守備も堅実です。何より、チームへの貢献度が非常に高い。貢献度を数値化した『WAR』の昨季の数字は、MVPレベルの『6点以上』でチームトップ。12球団全体でも上位の5人に入っています。目に見える打率、本塁打などの数字以上に価値がある選手といっていい。今季年俸は2億8000万円と決して安くはないものの、右打ちのクリーンアップを担う選手が欲しい球団は、獲得に乗り出すのではないか。阪神が大山に納得できる条件を提示するかどうかで、各球団の動きが活発になるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議