阪神・大山悠輔 今季中にFA権取得見込みであるのか? まさかの巨人流出…ロッテ、楽天も虎視眈々

公開日: 更新日:

 今季中にFA権を取得する見込みの阪神大山悠輔(29)の動向に他球団が目を光らせている。

 基本的には阪神に残留する可能性が高いと見られるが、それでも「目に見える打率や本塁打などの数字以上に価値のある選手」(セ球団フロント)という声もあり、阪神が大山に納得できる条件を提示するかどうかで、各球団の動きが活発になるはずだ。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 仮に大山が手を挙げた場合、獲得に乗り出す球団はどこか。

 資金力豊富な球団といえば近年、大型契約で多くの選手を獲得しているソフトバンクオリックスが2トップだが、ソフトは昨オフ、右打ちの一塁手である山川をFAで獲得。オリックスも昨季首位打者の頓宮がいる。

「資金力はソフト、オリに劣りますが、打線が低調で4番打者不在の西武ロッテ楽天あたりは大山がいてくれたら心強い。巨人の存在も気になります」とは、マネジメント関係者である。

「巨人は先日、前ジャイアンツの筒香の獲得に失敗しました。提示条件はDeNAを上回っていたとされるだけに、フロントも現場もショックは大きい。助っ人のオドーアが開幕前に電撃退団して、戦力構想が狂った上に、今オフには、一塁の岡本のポスティングによるメジャー挑戦がウワサされている。右の強打者が少ないチームから主砲が流出すれば、大幅な戦力ダウンは必至です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった