今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

公開日: 更新日:

「複数年契約を断って現状維持の年俸2億1000万円の単年契約で更改しています。育成契約からはい上がった苦労人だけに、球団への恩義はあるでしょう。ただ、今は生え抜きの代表格。年俸面で近藤(5億5000万円)や山川(3億円)といった他球団から獲得したFA補強組や外国人選手を厚遇する一方で、生え抜きに冷たいといわれる球団に思うところはあるともっぱらです」(前出の球界関係者)

 年俸は2億円超だけに、手を挙げられるのは一部の球団に限られるだろうが、FA市場に出れば、注目を集めるのは必至だ。

 他にも中日の木下拓哉(32)、阪神坂本誠志郎(30)が先月中に国内FA権の資格取得条件を満たした。

 木下が「(シーズン)終了後にしっかりと考えたい」と言えば、阪神の坂本も「全部終わってから考えたい」と権利の行使に含みを持たせた。さらに海外FA権を保持している阪神の梅野隆太郎(32)は今季で3年契約が終了するだけに、去就は流動的である。

 今オフは侍ジャパンの大城卓、甲斐を中心とした「FA捕手大シャッフル」が起こりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」