阿部巨人に球団社長交代は福音なのか…就任会見で「育成と補強」両にらみを宣言

公開日: 更新日:

「勝てるチームをつくりたい。そこが最大の目標」

 巨人は11日、前読売新聞西部本社社長の国松徹氏(68)の球団社長就任、今村司氏の社長退任を発表した。

 都内の球団事務所で就任会見に臨んだ国松新社長は、冒頭のコメント。

 そしてこう言った。

「他のチームの方々と協調しながら、その中でも一番強い巨人として、というのが球団社長として第一に目指すところ。育成に力を入れていますが、より強くするためには補強もしていかないといけない。阿部監督と相談しながら、ぜひとも2020年以来のリーグ優勝、2012年以来の日本一を目指したい」

 阿部監督は育成を重視しつつ積極的に補強も行っている。昨オフはトレードで高橋礼や泉、現役ドラフトで馬場らをかき集めたが、主に戦力外選手を拾った形だった。さる巨人OBがこう言う。

「かつて独壇場だったFA戦線では、昨オフも争奪戦の末に山崎福を日本ハムにさらわれた。その前年は森(現オリックス)も来てくれなかった。帰国した筒香の獲得にも手を挙げながらDeNAに復帰されてしまった。大物にはことごとく逃げられる状態が続いています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所