野口みずきを育てた名伯楽が徹底解説!マラソンは「選手の特性に応じた仕掛け」が勝負を左右する

公開日: 更新日:

 野口みずきを育てた藤田信之氏は(元シスメックス女子陸上部監督)はこう語る。

「選手はすでに試走を終えているはずです。レース中盤に激しい起伏があり、スポーツマスコミは『五輪史上最難関コース』と報じていますが、レースがどうなるかはわかりません。言えることは、選手個々の特性によって対応は千差万別ということです。厳しい高低差の区間を揺さぶりやライバルを振り落とす時と考えるのか、ここが勝負時と見ている選手なら、前半を抑えたり、起伏地への入り方なども変わるはずです。選手の持ち味を熟知する指導者がライバルたちのこともよく分析し、レース展開を想定し、対応策を考え、トレーニングを行う。そして最後に『これだ』と思う戦略を選手に指示するのがベストです」

■25キロからロングスパート

 野口が勝ったアテネ五輪も中盤に激しい起伏の上り坂が32キロまで続き、終盤は一気に下ってアテネの市街地のパナシナイコ競技場を目指した。当時は五輪史上最大の難コースといわれていた。


 前出の藤田氏は最大のライバルはスピードのあるアレム(エチオピア)やヌデレバ(ケニア)、ラドクリフ(英国)たちと見ていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定