朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

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 昨年まで当たり前のように投げていた160キロを投げたくても投げられないというのは、結果としてフォームのメカニックがおかしくなっている、どこかの歯車がズレているのではないか。だとすれば、問題は深刻だ。

■肩肘への負担は当然

 5月10日の日本ハム戦で六回途中、8安打5失点と打ち込まれると、続く17日の同カードからリベンジとばかりに出力を上げた。160キロ超のストレートを12球も投げた。24日のソフトバンク戦も4月に3失点で敗戦投手になったリベンジか、160キロ超のストレートを連発した。コンディション不良で最初に登録を抹消されたのは、この2試合の後だ。

 本来の投球ができないのにあえて出力を上げたとすれば、肩肘に負担がかかって当然。戦列復帰して中14日で6月8日の広島戦で勝ち投手になったものの、この試合は160キロ超が1球もなし。13日に再び登録を抹消されていまに至っている。

「現在はファームで調整中。キャッチボール程度はやっているらしいから、故障はしていないのでしょう。一軍の首脳陣にも故障しているという報告は上がっていないようです。朗希は故障に関して人一倍、神経質。大事に至る前に必ずブレーキを踏みますからね。少しでも違和感があれば、絶対に無理はしません。岩手の大船渡高時代からそういう選手だったそうですから」(前出のOB)

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