貴景勝を筆頭に情けなさすぎる大関陣のていたらく…横綱の独走許す26年ぶり珍事

公開日: 更新日:

豊昇龍はムラっ気とけれん味が強い。だから、相撲内容が安定せず、脆い姿をたびたび見せてしまう。琴桜は器用で引き出しが多いのはともかく、いまだにどんな相撲を軸にしたいのかが見えない。土俵際の逆転が得意なんて胸を張れるのは、せいぜい平幕上位まで。このままでは大ケガをする恐れもある。2人とも現状維持では横綱昇進なんて夢ですよ」(角界OB)

 先場所で大関から陥落し、今場所2ケタ勝利で元の地位への復帰を目指す霧島は、3連勝のち3連敗。2ケタが遠くなってきた。

 ちなみに26年前は初日から6連勝の大関若乃花が14勝1敗で優勝。唯一土をつけたのは横綱曙で、こちらも13勝2敗と終盤まで食い下がった。当時のような気概を今の大関陣に期待したいが……それはないものねだり、か。

  ◇  ◇  ◇

 貴景勝はとっくのとうに満身創痍で、頚椎にもバクダンを抱えている。もはや引退しか道はないようにも見えるが、それでも土俵に上がり続けなければいけない「複雑な事情」があるという。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その「複雑事情」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差