聖カタリナ(愛媛)浮田監督は実業家から転身、「会社経営をそのままやってるイメージです」

公開日: 更新日:

 明日(10日)登場する聖カタリナは夏の甲子園初出場。率いるのは2023年に実業家から転身したばかりの浮田監督だ。松山商では内野手、創価大、プリンスホテルでは捕手としてプレーした。22年の部内暴力で監督、部長ともども退任となった後に就任した浮田監督に話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ――プリンスホテルを経て、県内で携帯販売会社やレストランカフェなどを経営。異色の経歴ともっぱらです。

「ドコモの携帯販売会社は、もともと私の父が経営していたんです。本当はプリンスホテルから他の社会人チームに移籍という話もあったんですが、長男の私が会社を継ぐことが決まっていた。結局、弟との共同経営になりましたけどね」

 ――監督になったきっかけは。

不祥事については聞いていましたし、残った選手が半年間練習もできず、しかも指導者不在で、世間から厳しい目で見られているのは知っていたので、これは選手が可哀想だなと。22年の年末に大学や高校を統括する学校法人聖カタリナ学園の事務局長さんと話す機会があり、『どうしても監督が決まらない』と。ちょうどそのころ、私も携帯販売会社を人に譲渡して、その退職金で新しい会社を立ち上げようという矢先だった。そこで、『私が監督の可能性ってあるんですかね』という話から始まったんです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち