28年ロス五輪でも「疑惑の判定」連発確定か…32年ぶり自国開催の米国はあらゆる手段を講じてくる

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 ネット上では“誤審ピック”と揶揄され、審判の不手際、お粗末なジャッジが目立つ大会となったが、次回2028年ロサンゼルス大会でも疑惑のジャッジが乱発されるかもしれない。

 過去に行われた五輪ではアメリカ寄りのジャッジが少なくなかったといわれ、実際に誤審も起きているからだ。

 2004年アテネ大会の体操男子個人総合決勝では韓国選手が完璧な平行棒の演技を披露しながら採点が伸びず、優勝した米国選手に1.2点及ばずに銀メダルに終わった。

 冬季五輪でも米国勢有利のジャッジが横行。2002年ソルトレークシティー大会のスピードスケート男子500メートルで米国のフィッツランドルフがフライングしながら、レースは続行され、金メダルを獲得。1998年長野大会金の清水宏保は連覇を阻まれた。スターターを務めたのは米国人で、後にフィッツランドルフの叔父だったことが判明し、物議を醸した。

 米国はアトランタ大会以来、32年ぶりの夏季大会自国開催に向けて、これまで以上に各競技の強化に努めており、メダル量産のため、あらゆる手段を講じるのは必至。

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