プレミア移籍の鎌田大地に早くも「香川真司の二の舞」不安…名門マンU入りも完全尻すぼみ

公開日: 更新日:

 イタリア1部のラツィオから、英プレミアの古豪クリスタルパレスに移籍した、日本代表MF鎌田大地(28)。

 新天地デビューとなった今季開幕・ブレントフォード戦(18日)にインナーMFとして先発したが、低調パフォーマンスに終始して後半25分に交代。試合も1-2の黒星スタートとなった。 

 現地の鎌田評は「まだまだ適応に時間を要するだろう」と手厳しい。「鎌田の周辺では<もしかしたら元日本代表MF香川真司の二の舞いになりかねない>という声が聞こえる」と某サッカー関係者がこう続ける。

「2010年7月に独1部ドルトムント入りした香川は、移籍1年目から大活躍してリーグ優勝に貢献し、翌シーズンはリーグとカップ戦の2冠の功労者となった。12年7月、英プレミアの名門マンチェスター・ユナイテッドが欧州の名だたる強豪との争奪戦を制して4年契約で香川を獲得。前途洋々と思われたが、完全な尻すぼみ。14年8月にドルトムントに復帰したものの、以前の輝きは取り戻せず、19年1月以降はトルコ、スペイン、ギリシャ、ベルギーと流れて23年にC大阪に出戻った。ピッチ内外で<水の合った>ドイツだったら、もっと多くのタイトルを獲得できたのに……と言われたものです。鎌田も17年から23年まで在籍していた独1部フランクフルトではEL優勝、初のCL決勝トーナメント進出という快挙の立役者となったが、イタリアに行ってからパッとしない。どうしても香川を引き合いに出されてしまうワケです」

 英国で活躍できそうになかったら、さっさとドイツに舞い戻った方がいいか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差